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ボディに合ったシャツスタイル


オーダーシャツの魅力は何と言っても着る方の体型に合わせた一枚を作れることです。
ジャケットの中に着るのだからワイシャツにはこだわらないという方も多いようですが、動きやすさやジャケットを脱いだときのシルエットは既製品とオーダーシャツとでは大きく異なります。ここではシャツのボディ(身頃)部分のスタイルについてご紹介します。
様々なボディスタイル
一見するとシンプルなワイシャツですが、このシルエットやデザインにより複数のボディスタイルがあります。
- ダーツスタイル
- ダーツ(つまみ縫い)を施すことにより立体的で体にフィットするシルエットを実現したスタイル。近年人気のタイトなスーツにぴったりです。
- ブリティッシュ
- スーツの発祥の地とされるイギリスで長く愛される伝統的なスタイルで、シンプルで王道ながらゆとりを持たせたデザインが美しいシャツです。
- アメリカン・トラディショナル
- アメリカ東部で生まれた、アメリカの伝統的なスタイルです。
ゆったりとした動きやすいスポーティーな形が特徴で、アイビータイプのスーツによく合います。 - オープン
- オープンタイプのカラー(開襟)が特徴のシャツで、ネクタイをせずに襟を開けて着ることを前提として生まれたスタイルです。
- スポーツ
- 前身頃のボタンは3~4つほどの場合が多く、ポロシャツのように頭からかぶって着るタイプのシャツです。クールビズの時期に人気があります。
フロントデザイン
シャツの前身頃・前立てのデザイン。
ジャケットを羽織っていても目に入る部分です。
- フレンチフロント/裏前立て
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シャツの前立て部分が内側に折り返されているシンプルなデザインです。
クラシックで清潔感のある印象を与えます。
- プラケットフロント/表前立て
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前立てが表に折り返っており、ややカジュアルなイメージがあるデザインです。
ボタンダウンシャツやクレリックシャツと相性抜群です。
- フライフロント/比翼仕立て
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- 前立てを二重にし、内側にボタンホールを施すことでボタンが見えなくなっているデザインです。フォーマルなシーンで着用されます。
バックデザイン
後ろ身頃にプリーツ(折り畳み縫い)やダーツ(つまみ縫い)を入れることにより動きやすさ・シルエットが変わります。
- バックダーツ/背ダーツ
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- ウエストより上の背中左右にダーツが入っていることで前から見てもすっきりとしたシルエットになるデザインです。スリーピーススーツやタイツなスーツと相性がよく、ウエストラインを絞って細身に見せることが出来ます。
- センタープリーツ(インボックス)
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- 背中の中央・内側に向かってプリーツが入ったデザインでゆったりと着用することが出来ます。
- センターボックス/センタープリーツ(アウトボックス)
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背中の中央・外側に向かってボックスプリーツが入ったデザインです。
ボタンダウンシャツやトラッドスタイルのシャツによく用いられます。
- サイドプリーツ
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後ろ身頃左右の肩下にプリーツが入っており、腕や肩を動かしやすいデザイン。
襟のタイプがレギュラーカラーやワイドカラーのシャツと合います。
裾のデザイン
ビジネスシーンではパンツからシャツの裾を出すことは基本的にNGとされていますが、カジュアルな場でも着たい場合には裾の形にもこだわってみましょう。
- レギュラー/U型
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- テールド・ボトムとも呼ばれ、裾をパンツに入れることを前提として作られたデザインです。ワイシャツとしては最もスタンダードで、裾が半円状にカットされているものです。
- ストレート/L型
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スクエア・ボトムとも呼ばれ、裾が水平にまっすぐカットされているデザインです。
パンツから裾を出して着ることも出来ます。
- スリット入りストレート/L型
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スクエア・ボトムの裾のサイドにスリットを入れたデザインです。
カジュアル感が強いスタイルとなっています。