オーダースーツのヒルズメンズ > お役立ちコンテンツ > ネクタイについて ネクタイ結びのポイント
ネクタイ結びのポイント

ネクタイの結び方にこだわっていますか?
スーツを着用する就活生やビジネスマンにとって、欠かせないネクタイ。
Vゾーンの印象を大きく左右するだけに、色や柄にこだわってネクタイを選ぶ方は少なくありません。しかし、ネクタイの結び方にまでこだわりを見せる方は意外と少ないのだとか。現に「ネクタイの結び方は毎回同じ」、「基本的な結び方しか知らない」と言った声をよく聞きます。
今回は、ネクタイの結び方やポイントについてご紹介します。
Vゾーンで差をつけて、センス良くスーツを着こなしましょう。
ネクタイの結び方による印象の違い
ネクタイの結び方が全体の印象を決めると言っても過言ではありません。
きちんと締められていないネクタイや、ベルトの下まで長く垂れ下がったネクタイは、それだけで相手に「だらしない」というマイナスの印象を与えてしまいます。ですから、キレイな結び方を意識しましょう。
好印象なネクタイの結びのポイント
きれいなノットをつくる
ノットとは、ネクタイの結び目のこと。鏡を見ながら、きれいなノットを作るのがポイントです。
Check Point
・きちんと上まで締まっているか?
・結び目が緩んでいないか?
・きれいなカタチ(逆三角形)か?
No good
・シャツの第一ボタンをあけたままネクタイを締めるのはNG。
ワンポイントアドバイス |
---|
きつく締めすぎないようにしましょう。 |
ディンプルをつくる
英語で「えくぼ」を意味するディンプル(dimple)は、ネクタイのノットの下につくる「くぼみ」のことです。ディンプルを作ると、ノットの形を整えやすくなるだけでなく、ノットを立体的に見せ、スタイリッシュな印象に仕上げてくれます。
Check Point
・ネクタイの結び方に合わせて、「シンプルディンプル」「ダブルディンプル」を使い分けているか?
・ディンプルの下はふっくり張りがあるか?
・ディンプルがすぐに消えてしまわないか?
No good
・お葬式や謝罪の席では、「ディンプル」をつくらないのがマナー
ワンポイントアドバイス |
---|
ネクタイの上部からしっかり指でディンプルをつくり、ノット下部を徐々にキツく締めて整えるときれいなディンプルがつくれます。ナロータイはディンプルをつくらなくてOKです。 |
左右対称に結ぶ
ネクタイはVゾーンが左右対称に見えるよう、体の中心に結ぶと美しく見えます。
Check Point
・ネクタイが曲がっていないか?
・ノットは襟元の中心に来ているか?
No good
・あまりにもノットが斜めになっていたり、Vゾーン内でネクタイが斜めに曲がっていたりするとだらしない印象に。
ワンポイントアドバイス |
---|
シンプルノットはノット部分が、左右対称になりません。ノットを左右対称の逆三角形に結びたい場合は、セミウィンザーノットがおすすめ。 |
ネクタイの先は、バックルにかかる長さにする
ネクタイの大剣の先が、ベルトのバックルにかかる程度の長さがちょうど良いとされています。
Check Point
・自分の体型に合った長さのネクタイを選んでいるか?
・ネクタイの先は、ベルトのバックルの中央にきているか?
No good
・ベルトより下に垂れさがった「長すぎるネクタイ」や、バックルよりかなり上の「短すぎるネクタイ」はNG
ワンポイントアドバイス |
---|
プレーンノットではネクタイが長く垂れ下がってしまう方は、ダブルノットやセミウィンザーノットなど長さを必要とする他の結び方で調整するという手もあり。オーダーメイドやお直しで自分サイズのネクタイに仕上げる方法もあります。 |
サイズやデザインが合うシャツを着る
首まわりや肩幅が合っていないシャツは、ネクタイを結ぶとシワがよれたりして美しく結べません。また、ネクタイはスーツのラペル(下襟)の幅に合わせて選ぶだけでなく、相性の良いワイシャツを合わせることが大切です。
Check Point
・シャツの首まわりや肩幅があっているか?
・シャツのカラー(襟)とネクタイの幅が違いすぎないか?
No good
・ワイドカラーのシャツに細身のネクタイや、ナローカラーのシャツに太めのネクタイを合わせる組み合わせは、アンバランスに見えます。
ワンポイントアドバイス |
---|
シャツとネクタイの素材やデザイン(カタチ)の相性を考えましょう。 体型に合ったオーダーシャツを着るとネクタイ素敵に決まります。 |
代表的なネクタイの結び方
数十種類あると言われるネクタイの結び方。スーツのコーディネートに欠かせない重要な要素のひとつです。スーツ・ネクタイ・シャツの組合せが同じでも、ネクタイの結び方によって、Vゾーンの印象が変わります。マスターしたい代表的な結び方を中心にご紹介します。
オーソドックス!プレーンノット(PLAIN KNOT)ビジネス冠婚葬祭就職活動

三角形の大きめなノットが特徴の結び方。英国王エドワード8世(後のウィンザー公)により広まった結び方なのだとか。ボリューム満点のノットは、華やかな席にぴったり。少し薄めのネクタイだと結びやすいですよ。 |
|
---|
基本にひと手間!ダブルノット(DOUBLE KNOT)ビジネス冠婚葬祭

別名プリンスアルバートノットと呼ばれ、近年人気の結び方です。プレーンノットの巻きを二重にするので、ボリューム感が出ます。
|
|
---|
コンパクトにキメる!スモールノット(SMALL KNOT)ビジネスフォーマル

コンパクトな結び目にしたいときに最適な結び方。スモールノットは、大剣を軸に小剣を巻きます。ノットのボリュームを抑えたいときや、大きなノットがお好みでない方におすすめです。 |
|
---|
英国調スタイル!ウィンザーノット(WINDSOR KNOT)ビジネス結婚式就職活動

三角形の大きめなノットが特徴の結び方。英国王エドワード8世(後のウィンザー公)により広まった結び方なのだとか。ボリューム満点のノットは、華やかな席にぴったり。少し薄めのネクタイだと結びやすいですよ。 |
|
---|
ビジネスに◎!セミウィンザーノット(SEMI- WINDSOR KNOT)ビジネス結婚式

ハーフウィンザーやエスクワイアノットとも呼ばれる結び方。ウィンザーノットより一巻少ないので、程良い大きさのノットに仕上がります。左右対称のきれいな逆三角形のノットが作れる上、崩れにくいので、移動の多いビジネスマンに最適。 |
|
---|
小技が利く!クロスノット(CROSS KNOT)結婚式

ノットに斜めに走る1本の線がオシャレな結び方。無地やシンプルな柄のネクタイがおすすめです。クロスノットで結び方に変化をつけて、ワンランク上のオシャレを楽しみましょう。 |
|
---|
個性派!ブラインドフォールドノット(BLIND FOLD KNOT)結婚式

その名の通り、ノットを隠すように結ぶスタイル。一度ノットを作ってから、後ろにある剣先を手前に持ってきます。英国紳士の服装でおなじみの、まるでスカーフのように見える幅の広い「アスコットタイ」の基本的な結び方です。 |
|
---|
目を引く!ノンノット(NON KNOT)パーティー

パーティーなどの華やかな席におすすめの結び方。とくにインフォーマルな席におすすめ。ノンノットは「アスコットタイ」でもよく用いられます。小剣を巻きつける結び方なので、他のスタイルのようなノットは出来ません。左右に出来る三角形の結び目を対称に整えるときれいに見えます。 |
|
---|
体型別おすすめネクタイの結び方
- ●平均的な体型の方→セミウィンザーノット、ダブルノット
- ●スリムな体形の方→セミウィンザーノット
- ●大柄な体型の方→ウィンザーノット
- ●小柄な体型の方→プレーンノット、ダブルノット